昭和五十七年七月二十五日 朝の御理解
御理解第八十九節 この方の道は傘一本で開く事が出来る
お互い様々な願いを持っておりますが、一心にお願いをしてお願いをした、その後は神様にお任せをするという、心の状態が開けてまいりませんと、いつまでたっても安心のおかげ、という事にはなれません、傘一本で開ける道、いわゆるその安心が今までわからなかった、今まで開けなかったところが、わかったり開けたりしてくるとこう思います。ここ二、三日特に私は目が薄くなってもうお届け帳が書けないような状態です。いつまでこの肉眼をもって見る事が出来るかわからないような状態ですけれどもどうぞ目が見えるようになりますように、というような持ちません、それは今いうように、目が見えなくなったら、見えておった時では頂けなかった事、目が見えなくなったら、見えなくなった世界というのがある。
とこう確信しますから、こんな事をいうとちよっとオーバーになるかも知れませんけれども、見えなくなっ世界を楽しみに待つ、といったような心の状態があるんですね、そういう心の状態を私は傘一本というのぢゃなかろうかとこう思う。どうならなければ、こうあらなけれぢゃなく、そこからの道が開けてくる、そこからでなければ、わからないところがある、どうでも一つ、そういう心が開けてくる限りいうならば、新たな世界が開けてくる、傘一本で開けてくる道というのは、そういうような事だと思うです。
確かに通るところを通らなとこう申しますが、例えば、お金を持った人が、お金を使い果たし無くしてしまう、大変悲しい事のようにありますけれども、本当に金も無くなった物もなくなった世界、そこからの今まで味わえなかった世界があるのです、そこから開けたものが私、本当なものだと思うのですね、私は目がこうやって薄くなっていくにしたがって、さあこれはもう、見る楽しみもなくなるならといったような思いをいたしません、も、確かに、目が見えなくなったら見えなくなった世界が必ずある、そこからいままで感じることも、見ることも出来なかった世界をまた開かせてもらうね、傘一本で開くという事はそういう事だと思います。
どうぞ